特定のジャンルに古くからいるオタクのことを「古参(こさん)オタク」と呼びます。
どこからが古参、という定義はありませんが、ジャンルが生まれた当初からいる人のことを古参オタクと呼びます。
そこで本記事では古参オタクの詳しい意味や似た言葉、用例解説、あるあるを解説していきます!
古参オタクとは?言葉の意味
「古参オタク」の読み方は「こさんオタク」です。
「こざん」ではありません。
古参という言葉の意味は以下のとおり。
ふるくから仕えていること。そういう人。ずっと以前からその職にいること。そういう人。
(出典:古参 | Oxford Languages)
つまり古参オタクも、古くからいるオタクという意味です。
どこからが古参オタク?
いつからが古参オタクという、明確な定義はありません。
ただジャンルの初期からいるファンのことを、古参オタクと呼ぶことが多い傾向にあります。
たとえばアイドルだったら、アイドルグループが結成された当初からいる人は古参オタクといえます。
アニメや漫画であれば、1話や放送初期からのファンを古参オタクと呼ぶことも。
古参オタクの類義語・対義語
古参オタクの類義語と対義語は、以下のとおりです。
類義語 | 対義語 |
古株(ふるかぶ)オタク | 新参(しんざん)オタク・新規(しんき)オタク |
なお新参オタクと古参オタクの間の層を、「中堅オタク」と呼ぶこともあります。
古参オタクの用例解説
「古参オタク」という言葉は、以下のように使われます。
インターネットミームやtwitter構文に乗せて使う必要はありません!
古参オタクあるある
ではここから、古参オタクのあるあるを見ていきましょう!
古参オタクには、こんな生態があります。
- ジャンルの創設期を知っている
- 一周回って落ち着いている
- 推しが有名になると少し寂しい
- 推しを後方彼氏面で見る
- ジャンルと共に滅びる覚悟がある
1つのジャンルに初期からどっぷり浸かりがちな筆者も、このあるあるは共感の嵐です…(笑)
ジャンルの創設期を知っている
古参オタクの中には、ジャンルの最初期からのファンもいます。
そのため、こんな人も…。
新規ファンからすると「え、何年前の話!?!?」という伝説級の昔話が飛び出すこともしばしば。
まさにジャンルの生き証人ですね!
一周回って落ち着いている
長くオタクをやっていると、初期の頃のような「はー好き!!たまらん!!!このパッションをどうにかしたい!」というテンションではなくなってきます。
なんというか、「慢性的にしみじみと好きなフェーズ」へ移行するんですね。
もちろん事あるごとにキャーキャーはするのですが、いつもはいたって冷静。
推しや運営の行動特性を熟知しているため、何があっても簡単には動じません。
たとえば推しのSNS投稿が途絶えた場合…。
ふむ…最近投稿が減っているな…これは忙しいのかもしれぬ…。近いうちに次作の告知がありそうな予感…。(碇ゲンドウのポーズ)
こんな風に冷静に考察します。
面構えが違う、ってやつですね!
推しが有名になると少し寂しい
古参オタクはファンが少ない頃からいます。
そのため、推しが有名になると少し寂しい気持ちになるのもあるある…。
推しが自分の手から離れていってしまうような、遠くへ行ってしまうような…。
いや、もともと誰のものでもないんですけどね。
「親かよ」と突っ込まれそうですが、まさにそんな気持ち。
推しの人気になると、不思議な感慨深さが沸いてくるんです…。
推しを後方彼氏面で見る
後方彼氏面とは、ライブの後方にある関係者席で腕組みして恋人を見守るかのようなムーブのこと。
古参オタクには良くも悪くも謎の余裕があります。
そのため、キャーキャーしている新規のファン層を少し俯瞰して見ている傾向があります。
古参全員が推しに対して「お前のことは俺が一番、わかってんぜ☆」とうっすら思っている節はありますね。
ジャンルと共に滅びる覚悟がある
ジャンルの創設期を知る古参オタク。
旅は道連れとよくいったもので、もう推しが生活の一部になっている人も多いはず。
そういう古参オタクは、もう今更担降りやジャンル変更なんて、とても考えられません。
そんな壮大なスケールで推し活しているのも、古参オタクあるあるです。
情緒がありますね。
なんかもののけ姫みたい。
やっかい古参オタクあるある
古参ファンは怖いといわれがち。
しかしすべての古参が、新規に厳しいわけではありません。
一部のやっかい古参オタクが、このようなイメージを作っているといえます。
ここからは、やっかい古参オタクのあるあるを見ていきましょう。
- 新規オタクを排除しようとする
- ジャンルを盛り上げてきた謎の自負がある
- 昔話ばかりする
- 知識マウントを取る
やっかい古参オタクの心理については、以下の記事で詳しく解説しています!
新規オタクを排除しようとする
新規オタクを毛嫌いし、排除しようとするのがやっかい古参オタクの特徴。
SNSでは古参同士でだけ絡み、「新規はこれだから…。」といった態度を取ります。
ほかにも新規オタクへマウントを取ったり、界隈のマナーやルールを知らない人がいたら鬼の首を取ったように叩き晒す…。
こんな風にして、新規オタクの参入しにくい雰囲気作りを徹底するのがやっかい古参オタクです。
ジャンルを盛り上げてきた謎の自負がある
やっかい古参オタクは、「私たちが推しを人気にしたのよ!」という謎の自負を持ちがち。
そこまでは良いのですが、古参アピールで新規オタクにマウントを取り、うざがられることもしばしばあります。
確かに初期からのファンはアイドルやコンテンツにとってかけがえのない存在です。
しかし、ファンに優劣はありません。
新規オタクやライトなオタクだって大切なファンの一人。
今までの課金額が多かったりや歴が長いからといって、新規オタクにマウントを取るのはやめてほしいですね。
昔話ばかりする
やっかい古参オタクは、昔話ばかりするのもあるある。
懐古厨、ともいえますね。
「昔の推しはこうだった」とか「昔の運営は良かった」とか…。
単純に昔話だけなら良いのですが、「昔は良かった…。」と今を否定するような発言もよくあります。
聞いている方はネガティブになるだけでなく、「じゃあ何でオタクやってるんだ…?」と突っ込みたくなりますよね。
こういう昔話ばかりの人は、オタクに限らず嫌われます。
知識マウントを取る
古参オタクは伊達に長くオタクをやっていないので、知識が豊富です。
推しのデビュー当時の秘話や、ファンが少なかった頃のイベントのことなどを知っていたりします。
それを聞かれてもいないのに、ドヤ顔でひけらかしてしまうのがやっかい古参オタクのあるある。
ひどい場合は「え?そんなことも知らないの?www」と歴の浅いオタクを見下すような発言も…。
知識でドヤりたくなる気持ちは分かりますが、人を見下すのはよくないですね。
古参オタクになっても初心は忘れず!
古参オタクの意味について解説しました。
古参オタクは、古くから推しを知っているからこその自負や豊富な知識を持っています。
しかし、だからといって新規オタク達に偉そうな顔をしたり、嫌がらせをするのはNG!
そういった行為は推しにも迷惑がかかります。
もし自分が古参オタクになったとしても、初心を忘れずお互いの推し方を尊重して楽しくオタ活したいですね。
コメント
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