「オタクの友人が、自分の興味ない話を延々としてきてつらい…。」
「なんでオタクって一度話すと止まらないの…?」
こんなお悩みをもっている人は少なくありません。
結論から言うと、彼らは会話の経験不足なんです。
コミュ障ともいえますね。
ではどうしてオタクは会話が成り立たないのか、理由や対処法を詳しく見ていきましょう!
オタクが興味ない話を延々とするのは一種のコミュ障?
相手が明らかに興味ない話でも延々とし続けてしまうオタクは、一種のコミュ障といえます。
コミュ障というと、口下手な人を想像するかもしれません。
しかし一方で、話を延々とするしてしまうタイプのコミュ障もいるんです。
会話している方は疲れますよね。
筆者のオタク友達も、1聞くと100帰ってくる人は少なくありません(笑)
オタクが相手の興味ない話を延々としてしまうワケ
ではなぜオタクは相手の興味ない話を延々としてしまうのでしょうか。
悪気はないんです、たぶん…!
でも迷惑ですよね!
その理由を見ていきましょう。
好きなことに関しては熱が入ってしまう
オタクは一つのことにのめりこむと、周囲が見えなくなりがち。
それと同じで、好きなものの話はつい楽しくなり、熱が入って話しすぎてしまうことはよくあります。
また相手が少しでも「その作品知ってるよ!」「それ良いよね!」と話を合わせてくれようものなら、語り口調はさらにヒートアップ!
ライトなファンに向けてディープなオタク話を延々としたり、相手との距離感や知識の差を考慮せずマシンガントークしてしまうことはよくあります…。
沈黙が怖い
会話がなくなったり沈黙が続くことを避けて、必要以上に話し続けることもあります。
コミュ障オタクにとって沈黙は死…。
「やばい、コミュ障がバレる…!」
そんな一心で話し続け、かえってコミュ障を露呈することもあります(笑)
盛り上げようとしてから回る
面白い話をしようとして、から回ってしまうオタクも多数。
一生懸命話しても相手の反応が薄く、「あれ、全然ウケてないぞ…?なんでだ…?」と、実は不安に苛まれながらトークを繰り出しているかもしれません…(笑)
誰も幸せになりませんね…。
相手の反応を見て話題を変えれば良いものを、自分の得意分野の話題でゴリ押そうとするので相手も白けてしまいます。
ついネットのテンションで話してしまう
オタクはSNSで、日常的に好きなことについて語っています。
最近ではXのスペース機能や作業通話アプリを使い、オタク友達同士が萌え語りすることも。
オタクのコミュニティではそれが普通です。
そのため実生活でもSNS上と同じテンションで話し、「つまんない」と言われ爆死することはよくあります。
布教したい
もしかしたら相手のオタクは、あなたに推しの良さを伝えたいのかもしれません。
オタクはそれを「布教」と呼びます。
しかしこちらの話も聞かず、一方的に興味ない話を延々とされても、好きにはなれませんよね…。
オタクとの会話が疲れるのはなぜ?
ではなぜ興味ない話を延々とする人との会話は疲れるのでしょうか。
「話を聞くのは好きだけど、この人との会話はめちゃくちゃ疲れるんだよね…。」
筆者も、そう思うことは多々あります。
ここからはその理由を見ていきましょう。
キャッチボールがない
会話はキャッチボールです。
しかし話しまくるオタクは、ずっとターンを譲らない。
すると聞いている側はいつ自分のターンが来るかと待ちくたびれ、最終的にはただ「ふーん」と頷くだけの赤べこと化してしまいます。
こちらの話を聞いてくれない
人はほめられたり共感してもらえると嬉しいもの。
しかし興味ない話を延々とするオタクは、こちらのことなど眼中にありません。
自分の萌え語りに夢中です。
こちらはそれを聞いて、話を適当に合わせるだけ。
当然面白くないですよね。
共感できない
オタクの話や価値観に共感できず、つまらないと感じる人も多いでしょう。
たとえばお金の話。
嬉々として「こないだ推しのイベントで10万擦っちゃった!」と話すオタク。
しかし聞いてる側としては「え、10万円!?お金使いすぎじゃない…?」とドン引き。
価値観が全く理解できずモヤモヤとしながら話を聞くことになり、疲れる人も多いでしょう。
オタクの金銭感覚については、以下の記事で詳しく解説しています!
話が広がらない
延々と同じ話をしてて全く会話が広がらない。
これもオタクの一方的なお喋りあるあるですね。
毎日同じような推しの話を聞かされて、うんざりしている人は多いはず。
しかし当の本人にとっては何十回でも何百回でも、推しの良さは伝えたいんです…。
興味ない話を延々とするオタクへの対抗武器は「自分の話」
興味ない話を延々とするオタクに対しては、自分から会話の主導権を握りに行きましょう。
相手の話から、やんわりこちらの知っている話題に持っていくと角が立ちませんよ。
たとえばこんな感じ。
今度推しの◯◯くんが△△って番組でることになって!
あぁ、△△私も見てるよ!あの番組、企画がいつも面白いんだよね~!MCの××がさ~…
◯◯くんの話から、テレビ番組の話に切り替わりました。
ほかにも、こんなパターンもあります。
いやもう本当◯◯くん好きすぎて無理、しぬ
いいねぇ。俺も最近好きなもの見つけようと思ってさ、筋トレ始めてみたんだ。
相手の推しへの気持ちは尊重しつつ、自分の話題にターンを持っていっています。
なおこちらの話をすると相手は急に黙ってしまうかもしれません。
そんなときはいつもの萌え語りの仕返しだ!と思ってこちらの話をガンガンしてみても良いのではないでしょうか。
少なくとも筆者はいつも、そうやって相手と同じくらい話してストレス発散しています(笑)
話を面白くしたいオタクが気を付けること
つい自分が話しすぎてしまうオタクは、以下の点に気を付けましょう。
- 相手の興味や知識を考慮して話す
- 自慢しない
- 相手にも会話のボールを渡す
- 相手との共通点を探す
- 相手を楽しませるよう心がける
- 無難な会話の引き出しを増やす
- オタク特有の口癖に注意
社会人生活で意図せずオタクがバレる人は、これができていないせいかもしれません。
会話がスムーズになれば、もっと相手もあなたの話を真剣に聞いてくれるはずです。
推しの良さも、きっとよりいっそう伝わりますよ!
ネット上で知り合った相手と会話を弾ませたい人は、こちらの記事もご覧ください!
相手の興味や知識を考慮して話す
まず相手の興味や知識に合わせて話しましょう。
そもそも相手は自分の推しやハマっているジャンルに興味があるのかないのか。
話し相手がオタクだとしても、自分と同じレベルの熱量を持っているのか。
会話は基本、こういうことを探りながら進めていくものです。
相手の表情や声のトーン、雰囲気に合わせて会話を進めましょう。
相手の顔や目を見て話せないオタクは要注意!
自分本意な語りになりがちなので、相手を見ることから始めましょう。
自慢しない
オタクは自分の知っていることを全部一気に吐き出しがち。
一般の人からすると、自慢に聞こえる場合があります。
会話とは、自分の知識発表会ではありません。
相手との共感を経て、仲を深めていくものです。
「これ、自慢に聞こえないかな?」
常にこうした内省をしつつ、情報は必要最低限アウトプットするよう意識しましょう。
相手にも会話のボールを渡す
自分ばかり話すのは、会話ではなく講演です。
相手にも会話のボールを渡しましょう。
「今日寒くない?」
とか、もうそんなことでいいんです。
会話は意外と中身のないことでも成り立つもの。
必要以上に構えず、相手に軽くパスを出しましょう。
相手との共通点を探す
相手との共通点があると、会話はより一層盛り上がります。
たとえば好きなアーティストや知っている曲、地元、よく行く店などなど…。
意外と共通点はあるものです。
もし見つからなければ、今の状況から探すのもありです。
雨が降っているとか、次の授業の話とか、ネイルをしてるとか…。
自分だけが話すのではなく、会話のなかで相手を知ることを心がけましょう。
相手を楽しませるよう心がける
推しの話をどうしてもしたいなら、相手を楽しませるような話し方を意識しましょう。
たとえば1から10までマシンガントークするのではなく、まず話のとっかかりを作ることが重要です。
たとえば漫画「ONE PIECE」のことを話したいなら、「ルフィっていう主人公がいるんだけど…」というより、「もう100巻以上続いてるめちゃくちゃ長い漫画があってさ!」と簡単に特徴を伝えます。
すると相手も「100巻⁉」と少しは興味を持ってくれるでしょう。
話し方を工夫するだけでも、相手の抱く印象は変わります。
無難な会話の引き出しを増やす
オタクは推し以外の会話の引き出しを増やしましょう。
とはいっても、流行りを調べるとかそういうことをする必要はありません。
天気のこととか好きな食べ物のこととか、出身地のこととかそんな無難な話題で良いんです。
で、もし自分の知らない話題が出てきたら相手に教えてもらうつもりでしっかり相づちを打ちましょう。
こちらが楽しそうに聞いていると、向こうも積極的に話してくれます。
相手が話してくれると話題に困ることもなく、会話がスムーズに進みます。
オタク特有の口癖に注意
オタクではない人と話すときは特に、オタクっぽい話し方をしていないか注意しましょう。
たとえばこんなかんじ。
- むり死ぬ
- てぇてぇ
- とにかく早口
- ~で草
- ~なんだが?
- エセ関西弁
- Twitter構文を使う など
こういうオタクならではの話し方そのものに、違和感や抵抗を覚える人もいます。
社会で非オタに擬態したい人は気を付けてくださいね。
あとオタクならではの造語にも注意!
ちなみに筆者は「スパダリ(スーパーダーリンの略)」と発言し、オタバレしたことがあります(笑)
会話は経験で上手くなる!
興味ない話を延々と続けてしまうのは、おそらく会話の経験不足が大きいでしょう。
オタクとの会話に疲れた皆さんは、ぜひ適度に話を逸らして自分の話に持ち込んでください。
そして話しすぎて毎度自己嫌悪に陥るオタクは、学校や職場などで非オタクの人ともっと会話してみましょう!
会話は経験を重ねるほど上手になっていきますよ。
節度ある会話で、素敵なオタクライフを!
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