友達ができない大人の理由や特徴は?将来どうなる?対処法も紹介

友達ができない大人の理由や特徴は?将来どうなる?対処法も紹介 働く人のお悩み

「大人になってから友達が全然できない!」

「大人になって友達ができないって、ヤバい?」

こんなお悩みを持つ人は多いでしょう。

かくいう私も、その一人です!

 

こはる
こはる

大人になってからというもの、友達は減る一方…(笑)

大人になると初対面の人との接点が減り、なかなか友達と呼べる人はできなくなるんですよね。

 

かといって、1人もいないのは寂しい…。

そこで本記事では友達ができない大人の特徴や、大人になってからの友達の作り方を紹介します!

大人になっても友達ができない人は多い!

実は友達ができない大人は、意外と多いんです。

BIGLOBEの調査によると、「友達がいない」と回答した大人の割合は約50%!

年代別友達がいない人の割合を示した図

(出典:「友だちがいない」10代は35%、40代は52% あしたメディア by BIGLOBE が「若年層の意識調査」第4弾を発表 | あしたメディア by BIGLOBE

中でも割合が最も高いのは40代で、52.0%の人が「友達がいない」と回答していました!

ほとんどが学生の10代に比べ、20代以降になると友達がいない人の割合は増えています。

大人になると友達ができないのはなぜ?理由3選

大人になると、新しい友達を作るのが難しくなります。

これは特定の人に限ったことではありません。

誰もが経験する「社会人になる」という変化が大きく影響しています。

具体的には、以下のとおり!

  • 人との接点が減る
  • 損得勘定が生まれる
  • 価値観が凝り固まってしまう

こうした背景があり、大人になると友達を作りにくくなるんです。

詳しく見ていきましょう!

人との接点が減る

まず大人になると、家と仕事場が主な生活拠点となります。

日々接するのは、家族や職場の人がメイン。

このように新しい人と出会う機会が減り、友達も作りにくくなっていきます。

そう考えると、クラスや習い事などでさまざまな人との接点があった学生時代は、友達を作る環境が整っていたんですね。

損得勘定が生まれる

大人になると「あの人とコネクションを持っておいた方が得だ」とか、「あの人に嫌われない方が良い」といった損得勘定が生まれます。

それ自体決して悪いことではなく、社会で生き抜く知恵ともいえます。

しかし、そういう考え方が定着してしまうと、純粋な気持ちで友達を作ろうとは思えなくなってしまうんですね。

こはる
こはる

無意識のうちに相手を値踏みしてしまったり、自分のリターンを考えてしまったりして。

その結果、知らずしらずのうちに本当の友達と呼べる人がいなくなってしまいます。

価値観が凝り固まってしまう

大人になると、価値観が凝り固まっていくことがしばしば。

たとえば金銭感覚やその人の中での常識など。

すると、自分の価値観にそぐわない人を知らずしらずのうちに友達候補から除外してしまう可能性があります。

その点子供はまだ価値観も定まっておらず、柔軟な思考をもっているので誰とでも友達になりやすいんですね。

友達ができない人の特徴とは?

「大人になってから、なぜ友達ができないんだろう?」

「自分が悪いのかな?」

あまりに友達ができないと、不安になりますよね。

それではここから、友達ができない人の特徴を見ていきましょう!

自分が当てはまっていないか、ぜひチェックしてみてください。

友達ができない人は、必ずしも引っ込み思案とは限りません。

では「性格」「発言」「行動」の3つの視点から解説していきます!

【性格編】友達ができない大人の特徴

まずは友達ができない大人の性格は、こんな感じ。

必ずしも外交的だからといって、友達ができるとは限りません!

内向的

外交的

  • そもそも他人に興味がない
  • 緊張しい
  • ひがみ根性が強い
  • 保守的で環境の変化が苦手
  • 何事も深く考えすぎる
  • プライドが高い
  • 自分に絶対的な自信がある
  • こだわりや思想が強い
  • 気分屋
  • わがまま

内向的な人は、他人に声をかけるまでのハードルが非常に高いのが特徴。

「自分に声をかけられるのはイヤだろうな…。」

「嫌われたらどうしよう…。」

こんな思考を巡らせた結果、チャンスがあっても友達を作る機会を逃してしまう可能性が高いです。

一方外交的な人は他人と交流できるものの、協調性が低く友達になれないことがしばしば。

自分のこだわりや思想を相手に押し付けすぎていないか、一度見直す必要があります。

【発言編】友達ができない大人の特徴

では友達ができない大人の発言の特徴を見ていきましょう。

寡黙な人とおしゃべりな人、両者に共通するのは「ネガティブな発言が多い」ことです!

寡黙型

おしゃべり型

  • 会話を広げられない
  • 自分のことを全く話さない
  • 卑屈な発言が多い
  • 自分の話ばかりする
  • 遠慮がない
  • 悪口や陰口、愚痴が多い

「自分なんて…」という卑屈な発言や他人の悪口などのネガティブ発言は、決して気持ちの良い話題ではありません。

知らずしらずのうちに相手を疲れさせ、友達ができない原因になっている可能性があります。

また自分の話ばかりするのはもちろん、話しすぎないのもNG!

難しいですが、自己開示には「返報性(reciprocity)」があるとされています。

返報性とは、自己開示を受けた相手が同じくらいの自分の情報をさらけ出すこと。

(出典:対人関係における自己開示の機能 | 安藤清志

こはる
こはる

つまり自分が自己開示すると相手も自己開示し、お互いの距離が縮まっていくんですね。

【行動編】友達ができない大人の特徴

最後に友達ができない大人の行動の特徴を見ていきましょう。

慎重派

行動派

  • 人に話しかけない
  • 表情が乏しい
  • 主体性がない
  • 時間やお金にルーズ
  • 自分勝手
  • すぐ怒る・ヒステリック

慎重派な人は、まず人との接点を作り自分を相手に知ってもらう努力が必要です。

一方、すでに対外的でアクティブな人は、相手を振り回していないかチェックしましょう。

遅刻する、お金にだらしない、といったルーズさも、友達を失う原因になりますよ。

こはる
こはる

金の切れ目は縁の切れ目と言いますしね。

友達がいない大人は将来どうなる?

「もう大人なんだし、友達できなくても困らないよね?」

それも一理あります。

しかし、筆者個人としては1〜2人、信頼できる友達がいた方が将来的にも良いのではないかと考えています。

その理由は、友達がいないと将来こうなる可能性があるからです。

  • 相談相手や遊び相手に困る
  • ライフイベントで祝ってもらえない
  • 老後に暇で孤独になる
  • どんどん偏屈になる

ではそれぞれについて見ていきましょう。

相談相手や遊び相手に困る

「家族以外の誰かに意見を聞きたい場面」は、将来何度も発生します。

たとえばこんな感じ。

  • 「この人と付き合い続けていいのかな?」
  • 「こんな嫌なことがあったんだけど、どう思う?」
  • 「持ち家って、買うべき?」 などなど…。

人生の岐路に立たされたときほど、人は迷い、助言が欲しくなるもの。

しかし友達がいないと、SNSや知恵袋などで相談する羽目になります。

赤の他人よりも信頼できる友達に相談した方が、うんと説得力のある意見が得られるでしょう。

あと純粋に、友達がいないと遊び相手もおらず、寂しい気持ちになります。

それでも「いや!私は自分一人で何事も完結できるから大丈夫!」という人はあえて友達を作る必要はないかもしれませんね。

ライフイベントで祝ってもらえない

これは友人からよく聞く話なのですが、「結婚式に招待する友人がいない」問題。

まぁそこまで気にすることはないのかもしれませんが…。

パートナーの友人はわんさか来ているのに、自分の方は一人もいない…。

そうなるとなかなか寂しいものです。

結婚だけでなく、自分の誕生日や出産、新築祝いなどさまざまなライフイベントで、友達がいるとより一層盛り上がります。

老後に暇で孤独になる

友達がいないことを一番悔やむのは、老後かもしれません。

もうすぐ70歳を迎える親を見て、私自身、そう思うことがよくあります。

子供も手を離れ、家には夫婦2人。

しかしとくに話すこともなく、漫然とテレビを見ているだけ。

そんなときに友達がいれば…。

日常に楽しみができ、脳の刺激にもなるはずです。

どんどん偏屈になる

友達と話すことは、新しい価値観に触れることでもあります。

この機会を失うと、人はどんどん考えが凝り固まっていくでしょう。

謙虚な姿勢や相手を思いやる心も、いつの間にか忘れてしまいます。

また友達がいなければ、誰も自分の間違いを正してくれません。

「自分は正しい、なのに何故だれも味方しないんだ!いうことを聞け!」

こんな風に偏屈をこじらせてしまうこともしばしば…。

気付けばクレーマーや老害の誕生です。

「なんだか近寄りがたい人」「近所の地雷」なんて思われるのは、できるだけ避けたいですよね。

大人になって友達を作る方法

では大人になってから友達を作るには、どうすれば良いのでしょうか?

ぜひ、以下のステップを試してみてください!

  1. 趣味やボランティアを始める
  2. とりあえず話しかけてみる
  3. 聞き上手になる
  4. 似た価値観の人を見つける
こはる
こはる

筆者はこの方法で、オタク友達がたくさんできました!

そして今では、オフ会や作業通話する時間を楽しみに生きています。

①趣味やボランティアを始める

まずは友達を作るコミュニティ探しです。

職場は上下関係や出世の話などが絡んでくるので、友達作りにはおすすめしません。

新しく趣味やボランティアを始めてみると良いでしょう。

対面だと緊張してしまいがちな人は、オンラインで話せる趣味から始めてみるのがおすすめです。

おすすめはオンラインゲーム。

協力プレイ型のゲームであれば話題にも事欠かきません!

ほかには、アニメや漫画といった趣味用のSNSアカウントを作り、同じ趣味の人とつながっていくのもおすすめです。

こはる
こはる

何にせよ、共通の話題を持つと話が弾みやすいですよ!

②とりあえず話しかけてみる

コミュニティを見つけたら、話し相手を探しましょう。

「話しかけやすそうな人」のほかにも、「すごいと思える人」「共感できる人」などを見つけるのもおすすめです。

話のとっかかりは以下のとおり、状況に応じて無難な会話から始めましょう。

状況

話の始め方(例)

ボランティアで一緒に参加した人と友達になりたい こんにちは。初心者なのですが、一緒に行動させていただいても良いですか?
登山サークルで会った人と友達になりたい こんにちは。今日は晴れて良かったですね!
料理教室で会った人と友達になりたい 初めまして、〇〇と言います。今日初めて参加するのですが、よろしくお願いします。
子どものお迎えに来たママと友達になりたい まだ出てこないですね。最近お遊戯会の練習頑張ってるのか、遅いですよね。
SNSで同じオタク趣味の人と友達になりたい 初めまして、○○です!ポストを拝見してとても共感したので、フォローさせていただきました!これからも応援しています!

会話の練習をしたい人はアプリがおすすめ

「会話に自信がない…。」「会話の続け方が分からない…。」

そんな人は、オンラインで色々な人と話せるアプリを活用しましょう。

筆者のおすすめは「GRAVITY」!

無料の匿名通話アプリです。

こはる
こはる

過去に人恋しさでやってみたのですが、通話した皆さん、どなたも優しい方で楽しめました。

会話の練習に使っている人や、作業のかたわら開いている人も多いようで、沈黙なども全然アリ。

同じ人と何度も通話することもできますし、その場限りで終わりにすることもできます。

1回限りだと思えば、緊張も和らぐかもしれません。

また「お酒好き」や「絵が好き」といったように、好みの合う人同士で話せるので話題にも事欠きませんよ。

③聞き上手になる

友達を作るには、何度も会話を重ねて距離を縮めていかなければなりません。

そのためには、相手にも「この人と話していて心地よい」と感じてもらう必要があります。

そこで必要なスキルが「聞き上手」になることです!

相手の話にきちんと相槌をうち、ときに「それでどうなったの?」といった質問をしてみましょう。

自分の話を真剣に聞いてもらえることは、相手にとってもやぶさかではないはず。

また相手の考えに寄り添ったり、立てたりするのも重要。

こはる
こはる

筆者はこの方法で、大体の人と仲良くなっています(笑)

ただし一方的に質問責めするのはNG!

共感できるポイントでは「わかります!私も○○なんですよ!」と自分も相手と同意見であることを伝えましょう。

また、「この間なんか…」といったように、こちらの人柄が分かるエピソードも混ぜ込むと効果的ですよ。

④似た価値観の人を見つける

相手の話を聞いていると、だんだん相手がどんな人か分かってきます。

もしそこで「自分とは少し違うな」と思えば、そっと距離を置きましょう。

その中でも「共感しやすいな」「話しやすいな」と思える人がいれば、友達になれる可能性大です!

継続して関係を維持しつつ、親睦を深めていきましょう。

一気に距離を縮めようとせず、何気ない会話を何度も重ねることを意識するのがベスト。

お互い、気楽に付き合っていけますよ。

「優しい」と「価値観が似ている」は違う

優しいかどうかは、友達の判断基準になりません。

優しい人はこちらに合わせてくれることが多く、価値観が自分と似ているとは限りません。

あくまでその人の意見や考え方を見て、自分と合っているか判断しましょう。

友達ができない大人に関するよくある質問

では最後に、友達ができない大人のよくある質問を見ていきましょう!

今回回答する質問は、以下のとおりです。

  • 社会人はどのくらい友達がいるものですか?
  • 大人になっても友達ができないのは病気ですか?
  • 本当の友達ってなんですか?

気になる人は、ぜひチェックしてみてください。

社会人はどのくらい友達がいるものですか?

Reライフプロジェクトのアンケート調査によると、「親友がいる」と回答した人の割合は以下のとおりです。

年代別に親友がいる人の割合を示した図

(出典:親友「いる」は7割 人数では2~3人が最多 | 朝日新聞Reライフ.net

49歳以下では全体の4割が「親友がいない」と回答しています。

この統計では「親友」と聞いているので、普通の友達ならいるのかもしれないですね。

また親友の数について聞いたところ、「2〜3人」が55%と最も多い結果となりました。

大人になっても友達ができないのは病気ですか?

大人になっても友達ができないからといって、病気と決めつけるのはよくありません。

もちろん発達障害といった病気が対人関係に影響することはありますが、友達のできない大人全員が病気ということはありません。

単に友達の重要度が低かったり、日常が忙しかったりとさまざまな理由があります。

本当の友達ってなんですか?

本当の友達の定義は人それぞれ。

ですが一般的に、このような条件に当てはまる友達のことを指す場合が多いですね。

  • 何でも包み隠さず話せる
  • 一緒にいて心地よい
  • 頻繁に連絡しなくても疎遠にならない
  • 親身になってくれる
  • 利害関係がない
  • 裏切らない

大人になってからも友達はいたほうが心強い

大人になって友達ができないのは、決して珍しいことではありません。

私も学生時代に比べて、友達は減りました。

しかし新たにできた友達もいます。

大人なってから友達を作ると、また違った世界が広がって楽しいですよ!

「こんな人生もあるんだ!」「世界は広いなぁ…!」

と、驚きの連続です。

ぜひ本記事で紹介した内容を元に、大人になってからの友達づくりにチャレンジしてみてくださいね。

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