「供給があるのに、今までのように喜べない…。」
「SNSを開くのが面倒になってきた…。」
それは、推し疲れかもしれません。
推し疲れは、いわゆるエンストや燃え尽き症候群のようなもの。
推し疲れを感じたら、オタクは一度オタ活のあり方を見直した方が良いでしょう。
そこで本記事では推し疲れの診断チェックと、原因別の対処法をご紹介します!
「もしかして、推し疲れ?」
そう思ったら、是非ご覧ください!
推し疲れの診断チェックリスト
まずは自分が推し疲れしているのか、診断してみましょう!
☑ 推し活をやりすぎている自覚がある
☑ 供給があると嬉しいが、不安や憂鬱な気持ちにもなる
☑ 嫌になると分かっていてもSNSを開いてしまう
☑ 推し活で生活費が圧迫されている
☑ 自分が応援しなきゃ!と義務感を抱いている
☑ 公式情報を追うのが苦痛になってきた
☑ 公式運営に不満がある
☑ 推し活中、虚しい気持ちになる
☑ 推し活をしても、何も残らないと思う
☑ 最近よく眠れない
上記のチェックシートで3つ以上当てはまった人は、推し疲れの可能性が高いです!
5つ以上当てはまった人は、早急に推し活の方法を見直した方が良いでしょう。
あなたはどれ?推し疲れの理由と対処法
ではここから推し疲れの理由と対処法を見ていきましょう!
10〜24歳の男女500名以上を対象とした調査によると、最も推し疲れを感じる人が多いのは「お金がかかる」とき!
(出典:【Simejiランキング】Z世代が選ぶ!!「推し疲れを感じる瞬間TOP10」 | バイドゥ株式会社)
推しに貢ぎたいのはやまやまでも、やはりお金が減ってくると不安を感じますよね。
しかしそれ以外にも、推し疲れの理由はさまざまです!
では、詳しく見ていきましょう。
①供給に追い付けず疲れた
色々な理由で供給に追い付けず、推し疲れを感じる人は多数!
radikoのX公式アカウントの調査によると、推し活に悩みを感じるトップ2は「お金がない」「時間がない」とのこと。
質問(3)推し活に関する悩みは?
— radiko (@radiko_jp) April 4, 2024
今まではよろこんで供給を享受していたのに、いつしか義務感を覚えるように…。
「お金ヤバいけどグッズ買わなきゃ…!」
「時間なくて公式追えてないヤバい!」
このような状況がどんどん負担となり、熱狂的だった推しへの愛が冷めていく人も少なくありません。
公式に追い付けないことに後ろめたさや不安を感じる人は、まず推し活のハードルを下げましょう。
お金も時間も、自分の使える範囲で楽しめば良いんです。
「だけどそれじゃ推し活してる実感がない!」
そんな人は、「自分は息の長いファンだ」と自覚しましょう。
一気にお金や時間を使って破滅するオタクではなく、無理なくずっと推しを支える存在だと…。
そうすればオタクとしての自意識も損なわず、推し活も楽になりますよ。
チケ取りやグッズ交換に疲れる人も
友人にもお願いしてチケ取りしたり、ランダムグッズの交換相手を探したりするのに疲れる人もいます。
そんな人は、一旦人を巻き込んで推し活するのを辞めてみましょう。
チケットもランダムグッズも、自力で当てたらそれはそれで嬉しいものです。
それか本当に信頼できる人とだけ、チケ取りグッズトレードを行うようにしましょう!
②SNS(Twitter)に疲れた
SNSのせいで推し疲れを感じる人も多いようです。
SNSには以下のように、ストレス要因がいくつもあります。
- ファン同士のマナー戦争
- フォロワーのお気持ち表明
- 界隈が荒れる炎上ポスト
- 繊細ヤクザ・配慮厨の存在 など
「せっかく同じ推しのオタク同士なのに…。」
と、楽しい気持ちが台無し。
暗い気持ちになるポストをする人は、サクッとミュートしてしまいましょう。
界隈全体が荒れている場合は、しばらくSNSを見ないのも吉。
公式アカウントだけをフォローするのもアリです!
自分と無関係な呟きでも傷つきやすい人は、以下の記事もご覧ください!
③脱退や不祥事のニュースで疲れた
「メンバー脱退ってマジ…!?」
「また不祥事…!?」
このようなネガティブなニュースには、裏切られたような気持ちになる人も多数。
ふと我に返り「私何やってたんだろう…。」と推し疲れを実感してしまいます。
こんな時は、一旦推し活から離れましょう。
応援の見返りがない推し活は、続きません。
担降りもやむなしです…。
別の趣味に目を向けてみることで、また新しい推しができるかもしれませんよ!
④運営の対応に疲れた
「ライブ告知が急すぎる!」
「なんでFCより当日券の方が良席なの!?」
「ファンにお金落とさせようとしてるのが見え見え…。」
このように推しの運営に振り回され、推し疲れを感じる人もいます。
身を削って推し活しているオタクほど、運営を見る目は厳しくなるもの…。
しかし大概の場合、オタクは運営の方針についていくしかありません。
運営に対しては「そういうものだ。この受難もまた推し活のスパイス…。」くらいに思っておくのがおすすめです。
もうついていけないと感じたら、そっと距離を置くのもアリでしょう。
運営やSNSに不満をぶちまける人もいますが、推しや界隈にとって良い影響はもたらしません。
⑤熱量を保てなくなり疲れた
今までのような熱量が保てなくなり、推し疲れを感じることもあります。
しかし熱量が減っていくのは、ごく自然なことです。
恋人関係と同じで、推し活も時間が経てばなんとなくマンネリ化したり、倦怠期のようなゾーンに入ります。
まず、情熱がなくなったからといって、自分を責めないこと。
推しは、あなたが楽しく健康でいるための存在です。
負担を感じてまで応援する必要はありません。
また、ひょんなことから再熱することもよくあります!
自分のペースで無理なく推し活を楽しみましょう。
あえて別ジャンルに手を出して、気分転換してみるのもおすすめですよ!
⑥推しが好きすぎて疲れた
推しがあまりに好きすぎて、苦しくなってしまう人もいます。
たとえば推しのプライベートのSNSアカウントを探そうとしたり、住所を特定しようとしたり…。
「なんでこんなに好きなのに、向こうは私の存在すら知らないんだろう…。」
こんな現実にぶち当たって、絶望してしまう人も一定数いるようです。
まず「推しは手の届く存在だ」と思うのは、危険なことだと理解しましょう。
ただそう思いたい気持ちはめちゃくちゃ分かるので、妄想をして楽しみましょう!
※推しが生身の人の場合、妄想は本人に迷惑がかからないよう、ひっそりと楽しむのが鉄則!
あとは聖地巡礼をしてリフレッシュしたり、推しの概念香水や概念アクセサリーを作って気持ちを発散させるのもアリです!
形や思い出に残る推し活、おすすめです!
⑦マウントの取り合いに疲れた
「今月10万溶かしたwww」
「誕生日イベントで30万積んできたわwww」
このような重課金マウントに疲れる人も多いようです。
払った金額でファンに序列が付くわけではありません。
※公式が太いオタクに媚びるのは仕方のないことです。
それに大体の場合、推し自身は誰がいくら使ってくれているかなんて知りません。
自分は自分のできる範囲で応援する。
それが推し活の秘訣です!
ちなみに知識マウントや古参マウントを取る人もいますが、「イキリオタクめ!」と思ってさっさとブロックしてしまいましょう。
⑧供給が少なすぎて疲れた
マイナーオタクにありがちなのが、供給がなさすぎて推し疲れする現象です。
すでに連載終了している漫画や知名度の低いインディーズバンド、駆け出しのアイドルなどなど。
推しの活動頻度が少ないと、あふれる気持ちのやり場もなく困ってしまいます。
その結果、次の供給まで息が続かずしんどい気持ちに…。
供給はこちらが増やせるものではないので、難しい問題ですね。
筆者は二次元オタクなので、すぐ自分で推しのファンアートを描いて発散しています。
同担拒否でなければ、オタク友達を作って語り合うのもおすすめです!
次の供給を妄想しながら、楽しく推し活できるでしょう。
似たジャンルを新たに開拓してみるのもアリですね!
推し疲れを感じたら推し活スタイルを見直そう
推し疲れを感じたら、どんな理由にせよ推し活のスタイルを見直しましょう。
本来の推し活は、生活を豊かにするものです。
(出典:ファイントゥデイ資生堂「推しのいる生活に関する実態調査」 | 株式会社ファイントゥデイ)
それが負担になるのでは、元も子もありません。
「推しから元気をもらっているから、応援する」
この立場が逆転してしまわないように、注意しましょう!
少し距離をおき、一歩引いてみることで肩の荷が降りる可能性があります。
適度な推し活で楽しいオタクライフを!
推し疲れの理由はさまざまです。
しかしどれも、一生懸命応援しているからこそ生じる疲れに違いありません。
少しの疲れなら「まったく私の推しは罪だなぁ!」と笑い飛ばせるでしょう。
しかしそれが冗談にならなくなってきたら、推し疲れが本格化しているといえます。
そうなる前に、ぜひ無理のない推し活スタイルを構築してください!
それでは、よき推し活を!
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